店舗集客のアイデア集6選!特徴やメリット&デメリットを解説

店舗を運営している方の中には、集客に頭を抱えている方もいるのではないでしょうか。店舗にお客様を呼び込むためには、さまざまな集客アイデアを検討することが大切です。

そこで、店舗集客に使えるアイデアを6つの分野に分けて、合計で10個もの具体的な手法を紹介していきます。さらに、それぞれの店舗集客方法の内容やメリット・デメリットについても解説います。

さまざまな店舗集客の手段を取り入れて、客足を途切れさせないようにしていきましょう。

アイデア1、Googleマイビジネス(※)による店舗集客

Googleマイビジネス(※)は、登録するだけでGoogleマップに店舗情報を反映させることができるツールです。ユーザーの目に触れやすくなるため、Web集客をするうえで欠かせないツールといえます。

Googleによるとユーザーが店舗に関する情報検索をする中で、44%が地図サービスを利用しており、そのうち41%が実際に店舗の訪問に繋がっているのです。

参照元:Google マップ ストリートビュー

Googleマイビジネス(※)では、Google検索やGoogleマップ上に店舗情報などを表示させることができます。

例えば、「カフェ おしゃれ」や「渋谷 ラーメン屋」といったキーワードでユーザーが検索した場合に、自分の店舗情報を検索結果ページの上部に表示される可能性があるのです。

ユーザーの目に触れる機会を増やすことによって、知名度アップや集客力アップにつながります。

Googleマイビジネス(※)を利用するメリット・デメリットとしては、以下のようなものがあげられます。

【メリット】
・Googleマップに表示される
・MEO対策に優れている
・無料で利用することが可能
・無料でWebサイトを作ることができる
・魅力的な写真を掲載できる
・口コミを集めることができる
・投稿機能によって積極的に情報発信できる

【デメリット】
・継続更新しないと上位表示されない
・悪評口コミが投稿される可能性がある
・位置情報によっては隣接する道路などがメイン写真になることがある
・第三者による情報の修正により閉業扱いになっていることがある

アイデア2、SNSによる店舗集客

店舗集客のアイデアとしては、SNSを活用したものもあります。SNS集客は、以下のようなSNSを活用することが多いです。

①Facebook
②Instagram
③Twitter
④LINE公式アカウント(旧LINE@)

SNSによって異なる特徴を持っているため、使い分けるのがいいでしょう。それぞれのSNSの説明と、メリット・デメリットについて解説していきます。

①Facebookによる店舗集客

Facebook

Facebookは、他のSNSと比較すると幅広い年代に利用されています。

TwitterやInstagramは、若い世代の利用割合が多い傾向にありますが、Facebookは30代以上のユーザーの利用が多い点が特徴となっています。

また、Facebookでは、無料で店舗ページ(Facebookページ)を持つことが可能です。

そのため、ホームページがない場合は、ホームページの代わりとして活用できます。

Facebookを利用するメリット・デメリットとしては、以下のようなものがあげられます。

【メリット】
・いいねやシェアによる拡散性が高い
・予約や電話のボタンでアクションを促せる
・ターゲットを絞った広告出向が可能
・ビジネスページ(Facebookページ)を作成できる
・ホームページ代わりに活用できる
・無料で始められる

【デメリット】
・Facebookユーザーにしか配信できない
・継続的に投稿する必要がある
・フォロワーが少ないと投稿を見てもらえない

Facebookを店舗集客に活用すれば、幅広い層にアプローチできます。またいいね・コメントによる拡散性が高いですが、そもそもフォロワーが多くないと見てもらえないデメリットもあります。

②Instagramによる店舗集客

Instagramは、写真や動画を共有できるSNSです。ユーザーは、好きなものの写真を撮っておしゃれに加工して投稿できます。また位置情報やタグ付けをしたりして発信できるため、店舗を訪れたユーザーが勝手に拡散してくれるケースも少なくありません。

ぐるなびとの連携機能を実装するなど、Instagramから直接的にぐるなびの店舗ページへ誘導できるなど、集客としての機能も充実しています。

Instagramを利用するメリット・デメリットとしては、以下のようなものがあげられます。

【メリット】
・画像でアピールできる
・動画投稿も可能
・利用者が多い女性向け店舗に有効
・プロフィール画面に予約ページなどを設置できる
・ブランディングしやすい
・ファンを増やすことができる
・ユーザーとコミュニケーションが取りやすい

【デメリット】
・画像でアピールできないビジネスに不向き
・定期的な画像発信(撮影)が必要
・コメント管理などを行わないとファンが離れる場合がある
・必勝法がないため運用が手探り状態になりやすい
・手法によっては炎上するリスクがある

Instagramは画像を加工して投稿できるため、インスタ映えするような写真を発信することで、おしゃれ好きなユーザーや若い女性ユーザーに対して有効的なアプローチを行えます。

また、コメントやストリーズ、ライブ配信などでユーザーとコミュニケーションを取りやすいですが、コメント管理などをしっかり行わないとファンが離れる可能性もあります。

③Twitterによる店舗集客

Twitterは、自分の好きなことや今起こっていることを気軽に投稿できるSNSです。1件あたりの投稿文字数が240文字に制限されており、投稿者も閲覧者も気軽に利用できます。

また画像や動画を添付することもでき、視覚的にも店舗をアピールすることが可能です。さらにTwitter広告も利用できるため、店舗集客のアイデアとして持っておきたいツールとなっています。

Twitterを利用するメリット・デメリットとしては、以下のようなものがあげられます。

【メリット】
・拡散力が高い
・バズれば宣伝効果がかなり高い
・リアルタイム発信に向いている
・ハッシュタグなどで特定層にアプローチ可能
・手軽に使える
・匿名で利用することも可能
・ファンとの距離が近い

【デメリット】
・最低限のフォロワーが必要
・定期的な発信が必要
・フォロワーを増やすのが難しい
・共感性の高いツイートが求められる場合が多い
・投稿内容に気をつけないと炎上する可能性がある

Twitterは、その他SNSの中でも拡散力が非常に高く、一度バズればかなりの宣伝効果が期待できます。しかしその反面、投稿内容に注意しないと炎上する可能性も高いです。

④LINE公式アカウント(旧LINE@)による店舗集客

LINE公式アカウント(旧LINE@)は、日本国内における利用者数が66%以上とされています。こうした膨大なユーザーに対して、店舗集客を行うことができるのが特徴の一つです。

LINE公式アカウントは、企業だけでなく個人でも導入することができます。普段使い慣れている管理画面から気軽にメッセージのやり取りができるほか、リッチメッセージやリッチメニューによって、効果的な店舗集客を行うことが可能です。

LINE(LINE公式アカウント)を利用するメリット・デメリットとしては、以下のようなものがあげられます。

【メリット】
・友達登録しているユーザー全員に情報を発信できる
・双方コミュニケーションが可能(1:1トーク)など
・新規顧客をリピーターにしやすい
・LINEの利用者数が多い

【デメリット】
・ブロックされるとメッセージ届かない
・送りすぎるとブロックされやすい
・友達登録している人にしか配信できない
・ある人数以上からは有料

LINE公式アカウント(旧LINE@)は、友達登録しているユーザー全員に情報を発信することができますが、発信回数が多すぎるとブロックされやすいというデメリットがあります。

また店頭で「LINE登録キャンペーン」などを実施すれば、新規顧客をリピーターにしやすいというメリットもあります。

アイデア3、ホームページ、ブログ(SEO)による店舗集客

SEO

ホームページやブログを立ち上げて運用するのも店舗集客アイデアの一つです。

多くの店舗は、ホームページやブログを持っていますが、ただ作るだけでは集客が見込めません。

そこで必要となってくるのが「SEO」と呼ばれる対策です。

SEOとは、Search Engine Optimizationの略称で、「検索エンジン最適化」という意味です。

例えば、「渋谷 カフェ」などの特定のキーワードで検索したユーザーに対して、店舗のホームページもしくはブログを上位表示させる施策のことです。

これによりGoogleでの自然検索によるホームページやブログへの流入を向上させることができ、結果として店舗への集客にもつながるというわけです。

【メリット】
・上位表示できれば無料で(広告費などをかけず)長期間の集客が可能
・自然検索による流入のため、ユーザーが消費行動を起こす可能性が高い
・コンテンツ作成の継続によりサイト内部のコンテンツが大きな資産になる
・中長期的な集客が安定・継続的に見込める
・検索上位に表示されることで高いブランディング効果が期待できる

【デメリット】
・上位表示は簡単ではない(専門知識などが必要)
・SEO効果がでるまでに時間かかる
・Google検索エンジンのアップデートにより順位が下がる可能性がある

ホームページやブログのSEOは、専門知識が必要です。テクニカルな領域のため、初心者の方にとっては対策が難しい場合もあるでしょう。その分、上位表示されることによる恩恵としては、メリットであげたとおりさまざまなものがあります。

アイデア4、ネット広告による店舗集客

Web広告を用いた集客方法です。ここでは、主にリスティング広告(Google、Yahoo!)とディスプレイ広告について解説します。

リスティング広告とは、広告費をかけることでユーザーが検索したキーワードに応じて表示される広告のことです。検索結果の上部や下部など決められた箇所に表示されます。

ディスプレイ広告は、広告枠のあるサイトの広告枠を買い取って、一定期間テキストや画像または動画による広告を掲載する広告形式のことです。ユーザーの年齢や属性、エリア、時間帯、興味関心などに沿って広告を表示させることもできます。

【メリット】
・ユーザーの目的に沿った広告を表示させられる
・費用対効果がわかりやすい
・検索キーワードで絞り込んだユーザーに対して広告配信ができる
・特定キーワードでアプローチできる(リスティング広告)
・クリック課金型広告のため低予算で始められる(リスティング広告)
・不特定多数にアプローチできる(ディスプレイ広告)
・リマーケティングを活用すれば一定の目的を持ったユーザーにアプローチ可能(ディスプレイ広告)
・画像でアピールできる(ディスプレイ広告)

【デメリット】
・運用の知識や手間が必要になる
・競合の多いキーワードだと単価が高額(リスティング広告)
・誰にでも広告を表示できるわけではないため認知度向上には不向き(リスティング広告)
・特定ユーザーへのアピールができない(ディスプレイ広告)
・クリックに関わらず費用がかかるためコストが高額になる可能性がある(ディスプレイ広告)

広告費をかけることで、効率よくWeb集客を行うことができます。ただしWeb広告運用にもそれなりの知識が必要のため、上手く運用しないと費用対効果が悪くなるケースもあるので注意が必要です。

アイデア5、口コミによる店舗集客

口コミ

そして、5つ目の店舗集客のアイデアとして紹介するのが、口コミです。

口コミによる店舗集客は、企業からの一方的な情報発信ではなく、消費者による口コミを活かした手法です。

例えば、口コミサイト(飲食店であればぐるなびや食べログなど)やGoogleマイビジネス(※)の口コミ機能を活用する方法があります。

他にもSNSやホームページ上で、「お客様の声」や「プレスリリース」といった形で口コミの投稿を流すといった手法も一つです。

【メリット】
・安価である
・口コミ広まれば広告よりも高い効果が出る可能性がある
・消費者による情報発信のため消費者に受け入れられやすい
・SNSや口コミサイトなど多数チャネルでアプローチできる

【デメリット】
・口コミを発生させるのが難しい
・良い口コミを集めるために良質なサービス・商品の継続的な提供が必要
・悪い口コミが広まる可能性がある
・内容の良し悪しに関わらず拡散された口コミの制御が難しい

口コミによる店舗集客は、安価で行えるのが大きなメリットです。また、口コミが口コミを呼び、広告を出稿するよりも高い効果が出る可能性もあります。ただし拡散された口コミの制御ができないため、悪評がついてしまったときの対応が難しいです。

アイデア6、チラシによる店舗集客

店舗集客アイデアとして、チラシによるアプローチもあります。分かりやすいものでいえば、新聞の折込チラシやポスティングです。他にもFAX DMという手法もあります。FAX DMは、FAXを利用して送るDM(ダイレクトメール)のことです。

【メリット】
・地域に密着した宣伝が可能(チラシ配布)
・一度に大量配布ができる(チラシ配布)
・1枚あたりの配布単価が約3円〜と安価(折込チラシ)
・既存客へアプローチができる(チラシ配布)
・定期配布による習慣化が可能(チラシ配布)
・リストがあればターゲット別に異なる広告を発信できる(FAX DM)
・自社での印刷代・紙代がかからない(FAX DM)

【デメリット】
・チラシ費用&配布コストがかかる(チラシ配布)
・読んでもらえない可能性もある(チラシ配布)
・ネットと違い効果測定が難しい(チラシ配布)
・新聞・タウン誌の購読者のみが対象となる(折込チラシ)
・相手先の用紙とトナーを使用するためクレームになる可能性がある(FAX DM)
・モノクロ印刷のためカラー印刷より可読性が低い(FAX DM)

店舗集客のアイデアに悩んだら

集客アップサービス

ここでは、6つのカテゴリーに分けて店舗集客のアイデアを紹介していきました。

しかし、実際にお客様を集めるための施策を始めようとしたとき、いろいろと悩んでしまう店舗オーナーも多いのではないでしょうか。そのような方におすすめが、当記事で1番目に紹介した「Googleマイビジネス(※)」の活用です。

Googleマイビジネス(※)は、利用者が圧倒的に多いGoogleの「検索サービス」の結果に表示されるからです。正しく運用することで、絶大な集客効果を得ることができるのです。さらに、無料で利用できるのも、店舗オーナーにとっては、大きなメリットではないでしょうか。

もし、Googleマイビジネス(※)を活用したいけれども、「正しい使い方が分からない」「人的なリソースが足りない」などで悩んでいる方は、『Googleマイビジネス(※)運用サービス』をご検討ください。

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※「Googleマイビジネス」は、2021年11月に「Googleビジネスプロフィール」に名称変更しました。


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