Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のインサイト分析のダウンロード方法と活用法

MEO対策ツールとして広く浸透しているGoogleマイビジネス(※)。検索ユーザーの行動を分析できるため、集客に多いに役立てることができます。

さらに、インサイトによる分析結果をレポートとしてダウンロードできることを、ご存知でしょうか。

独自に加工してデータを分析したり、他のデータと組み合わせて効果測定したりできるので、非常に便利な機能です。

ここでは、Googleマイビジネス(※)のインサイト分析のダウンロード方法と、その活用法について解説していきます。

Googleマイビジネス(※)のインサイトとは

Googleマイビジネス(※)のインサイトとは、Googleマイビジネス(※)の店舗情報に検索ユーザーがどのようにアクセスしているかを分析できる機能です。

たとえば、自身の店舗情報が検索ユーザーに表示された回数や、投稿した写真が閲覧された回数などを把握することができます。

このインサイト分析の情報を確認することで、Googleマイビジネス(※)の改善に役立てることができるので、MEO対策の効果を高めるためには重要な機能なのです。

なお、Googleマイビジネス(※)の「インサイト機能」については、下記の記事で詳細を解説しておりますので、あわせてご確認ください。

関連記事「Googleマイビジネス(※)のインサイト機能の基本とデータ活用方法」
https://location-connect.com/googlemybusiness/insight-2/

インサイトのレポート ダウンロード方法

そして、インサイトで確認できる分析データは、レポートとしてダウンロードできます。ダウンロードできるレポートは3種類あります。

1.検索に関するインサイト
2.写真
3.電話

ここでは、インサイト分析のダウンロード方法の操作手順を解説していきます。

インサイトのレポート ダウンロード操作手順

パソコンからGoogleマイビジネス(※)にログインしたら、レポートをダウンロードしたいビジネス情報の左側にチェックを入れます。

次に、右上にある「操作」ボタンをクリックしてプルダウンメニューを表示させ、「インサイト」を選択します。

そうすると、下記の画像の「ローカルレポート」の画面に推移します。

レポートの種類「検索に関するインサイト」「写真」「電話」からダウンロードしたいレポートにチェックを入れて、右下の「次へ」ボタンをクリックします。

ここでは、「検索に関するインサイト」を選択した場合のダウンロード手順を説明していきます。

「検索に関するインサイト」を選択して、右下の「次へ」ボタンをクリックすると、レポートの期間を指定する下記の画面に移ります。

レポートの期間は、「7日間」「30日間」「90日間」のいずれかから選択、もしくは開始日と終了日を直接指定することもできます。

期間を指定したら、左下にある「レポートをダウンロード」をクリックすると、レポートのダウンロード準備が始まります。ダウンロードの準備が完了すると、画面の左下に「ダウンロード」ボタンが表示されますので、クリックでダウンロードが開始されます。

レポートのデータはCSVファイルでダウンロードされます。下記の画像がGoogleスプレッドシートでダウンロードしたデータを開いた状態です。

このように、「合計検索数」や「直接検索数」などの「検索に関するインサイト」の分析データをダウンロードすることが可能です。

インサイトのレポート分析 注意点

インサイト分析の情報はCSVでダウンロードされるため、Googleマイビジネス(※)の効果測定において非常に役立ちます。CSVであれば、独自に加工したり他のシステムにインポートしたりできるためです。

しかし、注意しなければいけないポイントがあります。レポート内で使われている用語は、Googleマイビジネス(※)内で使われている用語と異なるケースがあることです。

たとえば、お客様がGoogle マップを使って飲食店を検索し、Googleマイビジネス(※)の店舗情報にアクセスしたとします。このアクセスの回数を、Googleマイビジネス(※)では「マップでの表示回数」と表現し、ダウンロードしたレポート内では「マップ経由の閲覧数」と表現しています。

このように、両方で使われている用語が異なるため、各々の用語を正確に理解できないユーザーも少なくありません。しかし、もちろん用語を正しく理解しなければ、インサイト分析の情報を活用することはできません。

インサイトのレポートで分析できる項目、用語解説

そこで、ここからはダウンロードしたインサイト分析のレポートで使われている用語を解説していきます。前述したとおり、ダウンロードできるレポートは3種類あります。

1.検索に関するインサイト
2.写真
3.電話

各々のレポートに出てくる順番にそって用語を解説していきますので、ぜひ実際のレポートと照らし合わせながら確認してみてください。

1.検索に関するインサイト

■総合評価・・・Googleの自動判定によるGoogleマイビジネス(※)店舗情報の総合評価(レポートの作成日現在)

■合計検索数・・・Google検索とGoogleマップの検索によって、店舗情報が表示された合計回数

■直接検索数・・・Google検索やGoogleマップで、店舗の名前や住所による検索によって、店舗情報が表示された回数

■間接検索数・・・Google 検索やGoogleマップで、カテゴリや商品、サービスの検索によって、店舗情報が表示された回数

■合計表示回数・・・下記で説明する「検索経由の閲覧数」と「マップ経由の閲覧数」の合計数

■検索経由の閲覧数・・・Google検索によって、店舗情報が閲覧された回数

■マップ経由の閲覧数・・・Googleマップ検索によって、店舗情報が閲覧された回数

■合計反応数・・・Google検索とGoogleマップの検索によって、店舗情報に対して検索ユーザーの操作が発生した回数

■ウェブサイトへのアクセス数・・・店舗情報に記載したウェブサイトURLから、ウェブサイトへアクセスした回数

■ルートの照会数・・・表示された店舗情報から、検索ユーザーが店舗までのルート(経路)を地図で照会した回数

■通話数・・・店舗情報に記載した電話番号から、問い合わせの電話がかかった回数

2.写真

■オーナーの投稿写真の合計枚数・・・Googleマイビジネス(※)のオーナーが追加した写真の合計枚数

■オーナーの投稿写真の表示回数・・・Googleマイビジネス(※)のオーナーが追加した写真の閲覧回数

■顧客が投稿した写真の合計枚数・・・顧客(来店したお客様など)が追加した写真の合計数

■顧客が投稿した写真の表示回数・・・顧客(来店したお客様など)が追加した写真の閲覧回数

3.電話

■月曜日~日曜日・・・各々の曜日に着信した電話による問い合わせの合計件数

■午前12時~午前1時・・・各々の時間帯(1時間内)に着信した電話による問い合わせの合計件数

以上が、各々のレポートで使われている用語の解説になります。Googleマイビジネス(※)の現状を正しく把握するためにも、使われている用語は正しく理解しましょう。

参照元:Googleマイビジネス(※)ヘルプ「インサイトについて」
https://support.google.com/business/answer/7689763?hl=ja&ref_topic=9674108

Googleマイビジネス(※)の分析は集客アップのポイント

集客アップサービス

現在は、スマートフォンが普及したことにより、外出先でネット検索や地図アプリで飲食店を検索する人が非常に増えています。

だからこそ、Googleマイビジネス(※)を利用して、自身の店舗情報にアクセスする検索ユーザーのアクション分析をすることが、飲食店にとっては集客アップのポイントになるのです。

しかし、ここまで解説してきたとおり、Googleマイビジネス(※)で分析できる項目は非常に数が多く、多岐にわたります。

レポートをダウンロードできても、どのようなアクセスデータを使って、どのように分析すれば良いのは分からない方がほとんどでしょう。分析するには、MEO対策の知識や経験が求められるためです。

そのような店舗オーナーにおすすめが、弊社が提供する「Googleマイビジネス(※)運用サービス」です。MEO対策の知識のない店舗オーナーに代わって、Googleマイビジネス(※)の運用を代行するサービスです。

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Googleマイビジネス(※) レポート活用法

ここでは、インサイトの分析情報やダウンロードしたレポートを、どのように活用すれば良いのかを解説していきます。

月間のデータで比較・分析する

インサイトの情報を分析するときは、月間単位のデータを確認するようにしましょう。月単位の分析データを取得することで、「他の月」や「前年度同月」などのデータと比較しやすくなるためです。

一年間を12ヶ月のデータとして蓄積していけば、来店数が少なる季節なども把握できるようになります。たとえば、「その季節に集中してイベントを実施する」などの対策も取ることができるでしょう。

データを加工して分析する

Googleマイビジネス(※)のレポートはCSVファイルでダウンロードされますので、簡単に加工できます。

たとえば、Microsoftのエクセルにデータを貼り付けて、下記のように独自のレポートを簡単に作成できます。

社内や店舗のスタッフにインサイト分析のデータを共有する場合や、上司や上層部に報告するためのレポートとしても利用できるでしょう。

自社の運用で強化するべき項目だけを抜き出して、集中してGoogleマイビジネス(※)の改善に務めるなどの対策は非常に有効です。

自社にあった分析レポートを作成して、インサイト分析のダウンロード機能を最大限に活用しましょう。

Googleマイビジネス(※)の運用に時間をかけれない店舗オーナーへ

集客アップサービス

Googleマイビジネス(※)のインサイト分析のダウンロード機能は、非常に便利です。適切に活用できれば、MEO対策の効果を最大化できるでしょう。

しかし、毎月の分析データを取得して、自社にあった分析を継続するには非常に手間がかかる作業です。多忙な店舗オーナーには、荷が重たいでしょう。

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※「Googleマイビジネス」は、2021年11月に「Googleビジネスプロフィール」に名称変更しました。


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